「大根の桂むき」必ず上達するコツ

技術的なこと
料理長
料理長

皆様いつもありがとうございます。

「大根の桂むき」の必ず上達するコツは「数をこなす」です。

「結局、それかい!」と思った方、

「数をこなす」と言っても一度に何本も剥く必要はありません。

毎日10㎝くらいに切った大根をひと節、桂むきするだけでOKです。

おそらくこの記事を読んでくれている人は

「桂むきをできるようになりたい!!」

と思っているやる気のある人なので「桂むきのやり方」は

分かっていると思います。

あえてこの記事でやり方の説明はしませんが、

youtube動画に出ているような「100日桂剝き練習しました」

とか「4メートル剝きました」みたいなのは目指さなくていいので、

まずは5日間毎日10㎝の大根をひと節桂むきしてください。

途中で切れても構わないので芯が細くなって剝けなくなるまで剝いてください。

長く剝こうとしなくていいです

出来るだけ均一の厚さになるように剝いてください。

5日間毎日桂むきするだけでかなり上達すると思います。

万が一5日間やっても上達しなければもう5日間やってみてください。

そして、それを料理長に見てもらってお客様にご提供できるか判断してもらって下さい。

実戦で使ってもらうのが何よりも上達への近道です。

お客様にご提供できない桂むき大根はまかないで食べましょう。

自分の練習の成果を自分の体に取り入れることで

桂むきの技術が自分のものになるのを感じると思います。

何事も最初から出来る人はまずいません。

中にはできてしまう人もいるのかもしれませんが、

少なくともワタクシは出来ませんでした。

料理人は不器用な方がいいともいいます。

なんでも器用にこなす人は器用貧乏になるといいますから。

困難な事から逃げずに努力していきましょう。

あたなが桂むきができるようになることを心から応援しています。

これからも料理道に精進いたします。

by料理長

必ず上達するには「数をこなす」

「数をこなす」と言っても一度に何本も何時間も練習するのはかえって効率が悪いです。

人が集中できるのはせいぜい20分くらいと言われているので

毎日休憩時間や仕事終わりに一節剥くくらいが丁度いいです。

桂剥きができるようになってからフッと過去の自分を振り返った時に

「自分はこれだけの数をこなしてきたんだな」

と感じるイメージです。

毎日10㎝をひと節5日間桂むき

5日間練習すればいいと言いましたが、これは練習を始めるための

きっかけであってホントは料理人をしている間はずっと努力し続けなければいけません。

30年近く料理人をやっているワタクシでも桂むきは毎日のようにやります。

ただそれは練習ではなく実戦というだけのことです。

一生修業一生勉強です。

実戦で使ってもらう

たとえヘタクソな桂むきでもお客様にご提供するからには立派な商品です。

商品を作っているというプライドを持たなければいけません。

今日より明日、明日より明後日は上手になるように日々精進しましょう。

努力しても現状維持です、さらなる努力が必要です。

お客様が苦労して稼いだお金をあなたが作った料理に支払ってくれているということを

忘れてはいけません。

まかないで食べる

食材を無駄にしないようにしましょう。

お客様にご提供できない食材は経営の視点からするとロスですが、

人間は動物や植物の命を奪って生きているという事も忘れてはいけません。

命をありがたく頂きましょう。

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