筍の湯がき方

技術的なこと
料理長
料理長

いつもありがとうございます。

今回はワタクシの筍の湯がき方を解説いたします。

筍は湯がいてパック詰めしてあるものや缶詰もありますが、

やはり生の筍を湯がいた方が断然美味しいです。

是非、生の筍を八百屋さんに注文して購入してください。

筍は竹冠に旬と書きますが、旬というのは10日間のことで

筍は10日もすると竹になることからこの字になったそうです。

10日ほどで1メートル以上成長する筍のパワーはすごいですよね。

筍にはその成長エネルギーが詰まっています。

京都は筍の名産地です。

特に乙訓物集女産の筍は一級品とされています。

筍をゆがく

筍には土がついているのでそれをタワシなどで洗います。

筍に包丁をいれる

筍の元の固い部分をすこし切り落とし、

先の曲がっている部分を切り落とし、

皮に切れ目をいれます。

筍は米ぬかを入れて湯がく

包丁した筍を鍋にきめてぬかをいれて水をはり火にかけます。

米ぬかはお米屋さんがもっているのでわけてもらって下さい。

紙フタをする

紙フタをして出来るだけ強火で1時間ほど湯がいてください。

湯がいている時に湯が減ってきたら水を足してください。

1時間ほど湯がいたら串などをさしてみて

スウッと入れば湯がけています。

火を止めてそのまま冷まします。

筍を水でさらす

筍が冷めたら水でさらして皮を剝きます。

包丁をいれた切れ目をきっかけに剝くと剥きやすいです。

筍をそうじする

剝いた皮が残っているので包丁の峰で落とします。

元の固い部分を剥きます。

穂先を切り落とします。

適宜に包丁します。

水につけて冷蔵保存すると10日ほど日持ちします。

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